「イケメン疲れが視聴率低迷の原因ではないのか」『八重の桜』第十七回レビュー

今週も綾瀬はるか vs. 黒木メイサ。キル・ビルみたいな感じ。キル・ビル見てない。タレ目の女王対ツリ目の女王というニュアンスだと思われる。そこに孝明天皇崩御の知らせが届く。おそらくCメールで知らせてきたんだと思う。天皇崩御の知らせに会津の薙刀道場にも驚きの声が上がる。


ところ変わって長崎。覚馬は銃の買い付けと眼の診察目的で長崎を訪れている。オランダ人医師の診察を受けるが、やはり白内障による失明は免れないと告げられる。今なら日帰り手術なのに。そして長崎の覚馬のもとにも孝明天皇崩御の知らせが届く。おそらくCメールで知らせがきたんだと思う。写真が添付できないのが不満だ。


グラバー邸を訪れる覚馬。おそらくるるぶで調べたんだと思う。するとそこでは長州の伊藤博文薩摩藩のなんちゃらさんがヒソヒソなにやら密談している。薩摩が長州に銃を横流ししている事実を知り憤る覚馬。薩長の密接な関係を知った覚馬は、薩長が入手した銃を超える性能の銃を買い付けようと必死になる。


覚馬はドイツ人商人のカール・レーマンのもとを訪れる。「これはお買い得でしょ。」「1000丁なんて馬鹿馬鹿しい。」などの名言が生まれるがGWなので細かいところは省略せざるを得ない。とにかく大量の銃を買い付けたんだ。


一方、実子のいない容保が、なんかよう知らんうちに慶喜の実弟の余九麿を養子に迎える。ズブズブの関係やないですか。


山本家では八重の弟三郎の江戸留学が決まる。めでたい話に沸き立つ山本家でしたが、八重は故郷から遠く離れた江戸に旅立ってしまう三郎を心配する。ちなみにここで八重と尚之助がまたイチャイチャしてました。


そして再び長崎。解説なしで突然総髪になっている覚馬。wikipediaの「総髪」によると

幕末の頃になると勤王派の志士の間で大流行したほか、佐幕派の面々の間でもこれを結う者が少なくなかった。江戸時代初期の軍学者由井正雪、幕末の勤王派の志士・坂本龍馬、佐幕派の新撰組局長・近藤勇徳川家茂徳川慶喜などの画像や写真では、月代を剃らず、全ての髪が残っている。

だそうです。長崎では西洋の最先端の情報に触れて大いに啓発された覚馬であった。長崎から京都に戻る際にレーマンからスペンサー銃をプレゼントされる。


場面変わって元水球日本代表の西郷隆盛のもとを新たなイケメンが訪れる。横浜国立大学教育学部保健体育専攻出身の乾退助(後の板垣退助)でした。濃ユ濃ユイケメンばっかりでもう嘔吐しそうです。焼きナスにポン酢かけたみたいなさっぱりした男出せや! 


とかなんとか言っている間に、横国教育学部保健体育専攻出身の板垣は、倒幕派の輪の中に土佐も入れてくれと西郷に申し出る。西国諸藩の間で着々と倒幕に向けた流れが大きなうねりとなっていく。


そんな中、容保は、養子に迎えた余九麿の元服を機に会津へ戻ることを決意していた。ところがどっこい横井庄一である。余九麿の元服式でまたしても慶喜が口を出してきたぞ。まったくもう。「都をほっぽりだして会津に帰るのは先帝に対して余りに不義ではないか」と迫られちゃってまた帰国できなくなっちゃう。ここで思い切って帰らなあかんてもう。


一方、京都に戻った覚馬も会津への一時帰国を勧められるが、容保が帰国を延期したこの状況で自分だけ帰るわけにはいかないと固辞する。そんなこと言わんとここで思い切って帰らなあかんてもう。帰国は固辞した覚馬は会津の山本家に長崎土産を送る。クロネコヤマトを利用押したのか佐川急便を利用したのかまでは分からなかった。レーマンから譲り受けたスペンサー銃を八重に託す。スペンサー銃の性能に驚く八重や尚之助であったが、うらは数年にわたって夫が単身赴任を続ける状況に寂しさを隠せない。


最後に「まさか付いてくるとは」という名言がうまれるのだが、GWなので細かいところは省略せざるを得ない。八重と尚之助は誰に頼まれたわけでもないのに視察のために白河に向けて旅立つのであった。旅というと覚馬と尚之助の入浴シーンという前半のトラウマが頭によぎるのだが次回はどうなるのだろうか。


今週の新島襄出演時間:0.00秒