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将棋とエロス

子どもが将棋に興味があると言うので『羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門』という本を購入してみた。

羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門 (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)羽生善治のみるみる強くなる将棋 序盤の指し方 入門 (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ)
羽生善治

池田書店
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唐突に響くかもしれないが、実は以前から、将棋はエロいという説を耳にしたことがあったので、今回この本を読みながらその説を検証してみることにした。


まず、第1章から。第1章は章題が「初形を見よう 弱点の角頭とヒモの意識」である。入り口から「ヒモの意識」ということで若干引いてしまう。そして、そういう眼で読み込んでいくと「初形」とかもやや猥褻な響きがあるし、「弱点」とかもそこはかとないエロスを感じさせるし、「角頭」とかもどことなく隠微な雰囲気を醸しだしているような気がしてくるから不思議である。不思議である。不思議である。改めてもう一度「初形を見よう 弱点の角頭とヒモの意識」と声に出して読んでみると、もう猥褻の塊としか思えない。不思議である。


そして第2章。章題からして「大駒をいかそう」である。第2章にして早くもイカセてしまっている。恐るべし羽生善治


第3章は章題が「小駒を使いこなそう 1つの駒も遊ばせない」となっていて、少し落ち着いて生活も安定してきたのかなと思ったのだが、第4章には裏切られる。ここからはもう完全にあからさまになっていて、章題からして「玉を守ろう」である。破廉恥爆発である。そういう観点から、ざっと第4章の見出しや小見出しも眺めてみると「玉にもヒモをつけておこう」とか自由過ぎることが書いてある。また、その他にも「上部に強い矢倉囲い」とか「横からの攻めに強い美濃囲い」とか「とにかく堅固な穴熊囲い」など、ほんのりとエロスを匂わせて読者の反応を楽しみたいという隠微な心情が隠しきれいないという書きぶりである。まったく。


さらに本書では「コラム」というミニコーナーがあって、将棋の裏話的な柔らかい話題にも触れられているのだが、その「コラム4」のタイトルが「手つきも本格的になろう」である。イヤラシイ。そういう眼でさかのぼって見てみると「コラム3」のタイトルは「対局時のアイテムにも注目」になっていて、一体どんなアイテムなんだと想像させる作戦も使われている。もう将棋の仮面をかぶったエロ本という趣である。


私自身は将棋経験がほとんどないので、将棋の入門書としての本書の質を判断することはできないが、おそらく内容は結構いいんだと思う。流れ的に、適当に言っているように聞こえてしまったかもしれないが、心からそう思っている。また本書のカバーは黄色なので、Dr.コパに黄色がラッキーカラーだとアドバイスされた方などにもおすすめである。







わたし疲れているみたいです。

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