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立て、立つんだ、ジョー!『八重の桜』第四十八回レビュー

さて少々タイミングが遅れてしまいましたが、12月1日放送の第48回のレビューであります。


今回は、外務大臣として条約改正に取り組んでいた大隈が、自称愛国者に襲われるところから始まる。明治二十二年の話である。


その頃、襄の身体は限界に達しようとしていたが、ここ何回かの放送でもう死ぬもう死ぬと言われながら、それでもいっこうに死なないという展開が続いており、視聴者の間ではひょっとして襄はこのまま死なないのではないかという憶測もよんでいた。そうした流れの中で襄は、最後の力をふりしぼって大学設立の資金集めに奔走していたのだが、ついに無理がたたって前橋で倒れ、大磯ロングビーチでの療養を余儀無くされてしまう。


京都にいた八重は急ぎ大磯に向かう。そして、明治二十三年一月二十三日、ついに襄は永眠する。襄と八重の最後の別れとなったシーンでは綾瀬さんの額の血管がものすごく浮き出ていたのが印象的であった。あの血管の浮きでた具合は『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンの血管に匹敵するものであった。これによって綾瀬さんは「ミス額の血管」の名を不動のものにした感がある。


襄の死後、八重は、赤十字の篤志看護婦に就くことを覚馬から勧められるが、悲しみにくれていた八重はいったんその話を断る。すると覚馬は「新島襄の妻はそんなに意気地のねえ奴だったのか、このクソ野郎」などとブチ切れる。それで目を覚ましたのか、八重は篤志看護婦の道を歩むことを決める。


今週はそれ以外にも、秋月が久しぶりに出てきたり、梶原平馬が根室で死んでしまうという話も織り込まれていた。