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くまモンバンドの明日なき暴走『八重の桜』第三十七回レビュー

八重の桜

結婚した八重と襄は、新居ができるまで覚馬の家で居候をすることとなった。山本家にはアメリカ式の生活がどんどん導入されていく。朝食はベーコンとスクランブルエッグになっている。大腸癌の罹患率が上昇してしまわないか非常に懸念されるところです。


襄は結婚生活において夫と妻は対等だと説き、積極的に家事などもこなすのだが、会津で伝統的な教育を受けた八重は逆にそれに戸惑ってしまう。襄はまた「旦那様とは呼ばずに襄と呼んで下さい」などと言い出すので八重は目をパチクリさせてしまうが、その隙に襄はグッドモーニングなどと言いながら八重のほっぺにチューなどをしてくるので八重はもうメロメロである。


尚之助が泣いてるぞ!


襄と八重の部屋にはベッドも導入された。襄はいきなり「今日は一緒に寝ましょう」と八重をベッドに誘い込む。


尚之助が泣いてるぞ!


一方、様々な困難を抱えながら船出した同志社英学校であったが、新たな問題を抱えることとなる。りんけんバンド、欽ちゃんバンドと並んで日本三大バンドのひとつに数えられる熊本バンドの登場である。彼らは熊本洋学校でアメリカ人教師のもとで学んでいたが、キリスト教の信仰を宣言したことで激しい迫害にあったため、同志社に転校してきたのだ。迫害されたところを同志社に受け入れてもらったのだから当然低姿勢で望むと思われたが、やはりくまモン人気で増長してしまったのか、入学早々高飛車な態度に出てきた。熊本バンドでボーカルを担当している徳富蘇峰などは、八重のことを「お前はムエタイ! お前はムエタイ!」などと言って意味不明の侮辱をしてくる始末である。


彼らは自分たちが熊本で受けてきた教育に自信をもっており、公然と授業のレベルの低さにクレームはつけるわ、もとから同志社にいた生徒を馬鹿にしまくるわで同志社をかき回す。この問題に悩み、眠れぬ日々を過ごしていた襄であったが、ついにはこの熊本バンドの横暴に耐えかねた生徒が学校を去っていくという事態に発展してしまう。襄はこの問題に対処できない自分の未熟さを責め、熊本バンドの受け入れを後悔するようになるまで追い込まれてしまうのだが、八重は熊本バンドの良い面を見て行くようにしましょうと襄を励ますのであった。


しかし、熊本バンドの行動はエスカレートしていき学校改革の要望書までも突きつけてくる。その要望書には、能力別の学級編制、成績不振者の退学などに加えて、なんと襄の解任要求も含まれていた。お前ら無茶苦茶やないか! そんなに嫌なら立命館に行け! 


これに対して襄は同志社の精神を涙ながらに訴える。また八重も、熊本バンドに対して、ここはあなた達の学校なのだから一緒に良い学校を作っていこうと訴える。しかし、この襄の涙ながらの訴えに対しても熊本バンドの多くの生徒はなかなか心を開こうとしない。ただし、熊本バンドのキーボード担当の徳富蘇峰だけは襄の涙ながらの訴えを擁護する。


泣くな襄、ほんとに泣きたいのは尚之助だぞ!


この先、同志社は一体どうなっていくのか。次回以降、襄と八重の倍返しに期待したい。