大河ドラマ『八重の桜』第八回レビュー

今週は切ない恋のお話でした。


まず会津では国家老山川家の長男山川大蔵玉山鉄二)の結婚が決まりました。これにショックを受けたのが八重の幼馴染の時尾(ときお)。城島茂ファンのうちの子は「えっこの人もTOKIO?」と仰っていました。面倒なので「そうだよ」と答えておきました。時尾は大蔵に想いを寄せていたのです。ちなみに、時尾役の貫地谷しほりさんは「おじゃべり工房」というブログをしています。はてなじゃなくてアメブロなので見なくていいやと思いましたが、一瞬だけブログのプロフィール欄を見ると「趣味:空想」「好きな言葉:終りが始まり」とありました。一発で好きになりました。


それはさておき、時尾が想いを寄せていた大蔵は八重に想いを寄せています。会津藩士として京に上ることが決まったジョニー大蔵は、上洛前に山本家に挨拶に来ます。そこで八重と二人きりになったジョニーは

京で会津を思う時、真っ先に思い浮かぶのは八重さんだ。あなたは会津そのものだから。

と言い残して立ち去って行きました。ちなみに、ジョニー大蔵役の玉山鉄二さんのオフィシャルサイトに「日記」のページがあったので覗いてみると平成24年2月14日付で結婚のお知らせが載せられていました。日記には「PREV」と「NEXT」というボタンがあったので、両方ポチッと押してみましたが、どちらを押しても「結婚のお知らせ」という記事しか出てきません。何回も何回も結婚している人みたいで面白いですが、はてなブログじゃないので見なくていいです。


それはさておき、このジョニー大蔵の「母に捧げるバラード」並みの告白の場面で怖かったのは、これ以上ないほど強い気持ちを告げられた八重の方は「えっ?ジョニーなに言ってんの?頭おかしくなった?」という表情でジョニーを見つめているのです。ちなみに、綾瀬はるかさんのブログはないのかなと思ってホリプロのオフィシャルサイトを覗いてみると、所属タレントのブログを紹介したページがあったのですが残念ながら綾瀬さんのブログはありませんでした。残念だったので、同じホリプロの有馬稲子さんのブログを覗いてみると「不器用な名優という評価は、男性にだけあって、女優にはない」などなかなか興味深い考察がされていましたが、これもはてなブログではなかったので見なくていいと思います。


その頃、京都では、新撰組が会津藩預りとなり長州など攘夷派との対立が激烈になってきます。会津が目障りな長州藩に近い三条実朝がちょこちょこ動いて会津を京都から引き離そうとします。しかし、孝明天皇直筆の勅書が会津藩松平容保綾野剛)に届き京都にとどまって京都を守るように要請されます。こうして会津はますます国家を二分する政争に絡み取られていきます。ちなみに、松平容保役の綾野さんの公式サイトを覗くと、足のサイズは27.0cmだそうですが、スポーツシューズの場合は26.5cmと書いてありました。強い思いを感じずにはいられませんでしたがそんな情報が必要だろうかという疑問も持たざるを得ませんでした。


この動きに危惧を抱いた家老の西郷頼母は京に上り、再び京都守護職を辞めるように容保を説得しようとします。しかし説得に失敗して会津で蟄居を命じられてしまいます。会津に帰った頼母と八重が桜の大木のもとで話すシーンはなかなか良かったですね。ままならぬ思い。人生ままならないものですねというところで第八回は終了です。




八重は個人としては非常に面白い人物なんでしょうけれども、歴史の中心にいたわけではないので、歴史を描くと八重が出てこないし、八重を描くと歴史が出てこない。大河としては描き方が難しいですね。ともかくまだまだ新島襄は出てきません。立命館大関係者から圧力があったのだと思います。