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本当に正しいアベンジャーズとは一体何なのか?

映画

ここまでの経緯を簡単に振り返ってみるとするならば、まず事の発端は映画アベンジャーズを通常料金の1800円に400円もプラスして3Dバージョンで観た感想を過不足なく簡潔に表現した記事に7万ブックマークくらいついたことに嫉妬した総勢8万人程度の抵抗勢力が会社帰りの夜道を家路に急ぐわたしの背後から「あんたが大将なんだからあ」などと谷垣総裁のモノマネで大声叫びながら完全に気配を消して近づきフランスパンのような形状をしたプレイステーションで執拗にわたしの頭部を殴打して逃走するという悪逆無道織田無道な卑劣な行為に及んだことに怒りを爆発させたわたしが全身麻酔を打たれた状態で悪逆無道織田無道な連中の非論理的な主張をフリーズドライ製法で粉々にし、わたしがアベンジャーズを観たのが東半球に住む誰の眼にも明らかとなりなおかつ西半球に住む鈴木福くん似の一部の人間の眼にも明らかになったのが前々回の記事で、そして実はフラッシュカードを観て右脳のリミッターを完全に解除した状態にした上で左脳だけを使ってその前々回の記事を書いた直後に、とあるテレビCMを観てわたしが観たアベンジャーズというのはひょっとするとこれだったんじゃないかという疑惑が生じて腰を抜かしてしまい自分では立ち上がることができなくなったので仕方がないからブレイクダンスを踊りながらワルツのリズムで書きあげたというのが前回の記事であった。



引っ張るだけ引っ張っておいて核心部分の放送はキューピー三分クッキングよりも短いじゃないかと揶揄されるTBSのようになってはいけないので結論を急ぐことにしよう。これはもちろんタイム・イズ・マネー的な意味合いもあるだろうが、そこまで言われてはボーイズ・ビー・アンビシャス的な言い回しも外せないというご意見が庶民のみなさんの間に潜在していることも承知の上で結論を急ぐことにする。これはもちろんタイム・フライズ的な意味合いもあるだろうが、そこまで言われては「革命超うぜえ」というようなご意見が多くの王侯貴族の皆様の間で共有されていることも承知のうえで結論を急ぐことにする。


わたしが観たCMというのはここにある→http://www.wakamoto-pharm.co.jp/mouth/cm/index.html


これは「わかもと製薬」という良くも悪くも野心というものをほとんど感じさせない企業の公式サイト内にあるCMを紹介するページだ。もちろん youtube にもCMの映像がアップされていたのだがあえてわかもとのページのリンクを貼った。ここで「youtube」と当たり前のように言ってしまったが youtube をご存じないという方のために念の為に説明しておくと、youtubeというのは違法と思われる動画を合法であるかのうような体裁で視聴させる超法規的なインターネット動画共有サービスのことだ。この、例えて言えば自衛隊のようなインターネット動画共有サービスにも、わかもとのウェッブサイトにあるものと同じ動画がアップされていたのだが、それが違法なのか合法なのか脱法なのか無法者なのか荒くれ者なのかなんなのか素人には判別するのが難しかったのでわかもとのサイトのアドレスを示したという次第だ。もちろん素人とここでは謙遜して言っているが実際にはおよそ素人とは言いがたい玄人肌の球さばきで多くの野球ファンを唸らせてきた実績があることだけはここではっきり言っておこうと思う。もちろん、上記のリンクを一旦クリックするとその日の夕方には屈強そうで無表情なお兄さんが大勢自宅を訪ねてきて新聞を取れだの壺を買えだの足の裏がきたねえなど執拗に言い寄ってくるようなことはないことは保証するので安心してほしい。


さてリンクしたページに行くと画面の真ん中辺りにピアノを弾いているらしき女性の姿がうっすらと観える。そしてこの女性の口の周辺がちょうど青い丸と白い三角で隠されていることがお分かりいただけると思うが、これはこの女性が日本人のナショナリズムを著しく刺激するような過激な下ネタを連発するからそうなっているのではなく、この部分をクリックすると動画が再生されますという印になっていることにできれば自力で気づいてほしい。ここで「クリック」と当たり前のように言ってしまったがクリックの意味がわからない方のために説明しておくと、クリックというのはあなたの眼の前にあるはずのマウスという名前のネコ型の装置を軽く握りその左側を人差し指で軽くポチッと押すという動作を指す。もちろん軽くと言っても人差し指の指紋を形成する細かい出っ張りと細かい溝が事実上まったく変形しないほど軽く押したのでは事実上何も押していないこととみなされるため事実上何も起きない。しかし、だからと言ってあなたの人差し指に全神経を集中させてマウスはおろかマウスが置かれているパソコンデスクをも破壊し尽くす超人ハルクのような強大な力で押し込むようなことがこの法が支配する近代国家日本で行われていいわけはない。というわけで正常なクリックさえできれば動画が再生されるだろう。心を落ち着けてこの動画を2、3回観てほしい。


どうだろう。このピアノを引く女性、伸びやかな歌声で確かに「アベンジャーズ、アベンジャーズ」と連呼している。英語のリスニングがからっきしダメな典型的な日本人の方にはひょっとすると「アベンジャーズ」とは聞こえないかもしれないが、ネイティブがアベンジャーズと発音するとあのように聞こえるのだ。米軍基地の食堂で長年働いて何万回も「アベンジャーズ丼」のオーダーをとったわたしが言うのだから間違いない。彼女は正確に「アベンジャーズ」と発音している。さらに驚くことにこの女性の横顔に着目するとサミュエル・L・ジャクソン(映画の中で国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の長官役を演じている)と瓜二つであるし、口元などはロバート・ダウニー・ジュニア(アイアンマン役)にそっくりである。またその声に驚かされるがこの声は音響学的にはスカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ役)と同一である。どさくさに紛れて断定してしまったことについては謝罪するにしても、ここまで作り込んであると南半球の人間を搾取することで有名な北半球の人間であっても、自分が映画館で観たものとCMで観たものの一体どちらが真のアベンジャーズなのか迷いが生じるのは当然のことだ。どさくさに紛れて断定してしまったことについては謝罪するにしても、あのCMを観てわたしが何を感じここで何を書こうがそれはわたしの勝手だ。どさくさに紛れて開き直ってしまったことは謝罪するにしても、兎にも角にも真のアベンジャーズを探索する旅は今まさに始まったばかりだということに尽きる。