都政とリオ・オリンピック

リオ・オリンピックを前に都政が混乱するとネイマールが困ったりするのか。
ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきが都政の混乱を引き起こす、みたいな話か。

とりあえず、片山さつきさんが舛添さんに対してものすごい悪口を言っていたのを聞いて感動したことだけは確かです。

言霊清のアタック21

ゲスの極み乙女のボーカルの人が不倫すると「ゲスいな」と蔑まされるのに対して、ファンキーモンキーベイビーズのボーカルの人が不倫をすると「ファンキーだな」ってポジティブな評価を得るという話題でもちきりです。言霊のなせる業と思わざるをえません。


というかそんな話題でもちきりになっていませんでした。済みません。

第三者の男

ある女性アイドルが、ある男性と親しげにしている様子を写真週刊誌に激写された件について、次のような釈明をしたそうです。

先日私が男性と2人で歩いている写真が週刊誌のウェブ番組で報じられました。あの男性は友人です。この日は、たまたま駅で会い話が弾みお家へ行かせて頂きました。


ファン心理からすると、たまたま駅で会い話が弾みお家へ行かせていただくほど親しい友人がいる事自体を嘘でもいいから否定して欲しかったのではないかと愚考いたしますが、第三者の厳しい目で検証する必要はないと思います。とりあえず清武さんにはスペインでも頑張って欲しいですね。

最近気にならないこと

久しく書いてないですがこれからはちょこちょこ書いていきたいと思います。「最近気になること」を書くと長くなりそうなので「最近気にならないこと」を中心に書いていくことにします。


最近特に気にならないのは、賀来千香子さんの年齢です。


季節の変わり目ですね。

橋爪大三郎は紅茶キノコの夢を見るか?


橋爪大三郎さんと大澤真幸さんのコンビは以前『ふしぎなキリスト教』という本を書いている。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸
講談社
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この本は反響を呼び、「関連本」や「批判本」が出て一部で熱狂的な盛り上がりを見せたのは記憶に新しい。

『ふしぎなキリスト教』と対話する
来住英俊
春秋社
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ふしぎな「ふしぎなキリスト教」 (ジャーラム新書)
ふツー連(ふしぎなキリスト教問題を考えるツイッター市民連合)
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この激しい攻防がどこに着地点を見出すのか誰もが不安に駆られていたところ、最終的?に『やっぱりふしぎなキリスト教』が出版されたことで「なんだ、やっぱりふしぎだったんだ!」とファンが涙を流したのも昨日のことのようだ。

やっぱりふしぎなキリスト教 (大澤真幸THINKING O)
大澤 真幸 橋爪 大三郎 大貫 隆 高橋 源一郎
左右社
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それはそれとして。今回紹介するのは「中国」をテーマにした橋爪大三郎大澤真幸宮台真司による鼎談である。


おどろきの中国 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸 宮台 真司
講談社
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またしても何かが起きそうな顔ぶれではないか。講談社にしてもとにかく盛り上がってくれればいいというような意図が透けて見えてくるのは気のせいだろうか。


さて、中国についてよく知らない私がこの本の評価などできるわけがないのでそんなことはするつもりはないのだが、本書を読み進めていく過程で、ここだけは紹介しておくべきではないだろうかという箇所を発見した。「中国とはそもそも何か」と題された第1章の最後の大事なまとめ部分でそれは姿を現した。正しく文脈を追えているか自信がないので詳細は本書を直接あたっていただかなければならないのだが、鼎談の流れとしては、中国の政治を支配する原理は儒教であるという方向で進んでいたように思う。しかし、儒教の「過剰な政治重視」は「人間性を無視している面もある」という。つまり、文化や商売は政治の下に置かれて社会的地位が低いし、嫉妬や失望や死などのオルタナティブが無視されてしまうというわけだ。そして、そこでそうした儒教の欠点を補完する役割を果たすのが道教なのだと論が進む。儒教が切り捨てた呪術的な側面を道教が補うというわけだ。この点については漢字が宿す呪術性についての議論がアクロバティックに展開されている部分も個人的には読みどころなのだがあれを読んで猛烈に怒り出す人もいるのだろうなと想像してニヤニヤしてしまうほどには汚れてしまったのだった。


さて長くなってしまったが話を元に戻すと、メインストリームに儒教の原理があり、それを補完するものとして道教etcが存在するという話だった。この補完する原理はあくまで補完しているだけなので平常時にそれが前面に出てきてはならないのだが、それが政権交代などの、緊急時、動乱時になると話が変わってくるというのだ。こうしていよいよ核心部分に近づいてきている。引用しよう。

大澤 政権交替のときには、けっこうそれが効いてきますよね。
橋爪 でも、あっという間に消えてしまう。政権交替をした途端に。
大澤 なるほど。移行のときだけ、ちょっと触媒的に役立つと。
橋爪 うん。紅茶キノコみたいで、やたら増えるけれど、すぐ消えるみたいな(笑)。
宮台 紅茶キノコは、いまの若い人はまったくわからないね(笑)

第一章はこれで終わる。紅茶キノコ、紅茶キノコ・・・。もう何も頭に入ってこない。

はてなハイク俳句(2015年11月)

柿食えん腹がなるなり偏食児 11/3

席替えの話は弾む薄紅葉 11/4

柚子二つ下に敷かれた置き手紙 11/5

秋雨が止めよと叫ぶウォーキング 11/8

並び居て色づき違うもみぢかな 11/9

落ち葉踏み山茶花見つめるダルメシアン 11/10

遅刻した理由を探せ散紅葉 11/11

奔流に棹さすつもりか帰り花 11/12

幸せが練り歩いており七五三 11/15

小春日を浴びて身罷る姫鶉 11/16

大根とこんにゃくだけが減るおでん 11/17

大酒家のビールすすまぬ秋思かな 11/18

冬浅し布団蹴り上げ卵焼き 11/19

おさがりの服に群がる神の留守 11/23

風除の読み方確認神の旅 11/24

時雨るるや歩幅小さき童かな 11/25

暮早し押し黙る人喋る人 11/26

実の色に追いついており柿落葉 11/29

湯豆腐を頬張る君と吹く私 11/30