読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

橋爪大三郎は紅茶キノコの夢を見るか?

読書


橋爪大三郎さんと大澤真幸さんのコンビは以前『ふしぎなキリスト教』という本を書いている。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸
講談社
売り上げランキング: 51,258


この本は反響を呼び、「関連本」や「批判本」が出て一部で熱狂的な盛り上がりを見せたのは記憶に新しい。

『ふしぎなキリスト教』と対話する
来住英俊
春秋社
売り上げランキング: 482,752

ふしぎな「ふしぎなキリスト教」 (ジャーラム新書)
ふツー連(ふしぎなキリスト教問題を考えるツイッター市民連合)
慧文社
売り上げランキング: 369,033



この激しい攻防がどこに着地点を見出すのか誰もが不安に駆られていたところ、最終的?に『やっぱりふしぎなキリスト教』が出版されたことで「なんだ、やっぱりふしぎだったんだ!」とファンが涙を流したのも昨日のことのようだ。

やっぱりふしぎなキリスト教 (大澤真幸THINKING O)
大澤 真幸 橋爪 大三郎 大貫 隆 高橋 源一郎
左右社
売り上げランキング: 310,709



それはそれとして。今回紹介するのは「中国」をテーマにした橋爪大三郎大澤真幸宮台真司による鼎談である。


おどろきの中国 (講談社現代新書)
橋爪 大三郎 大澤 真幸 宮台 真司
講談社
売り上げランキング: 19,319


またしても何かが起きそうな顔ぶれではないか。講談社にしてもとにかく盛り上がってくれればいいというような意図が透けて見えてくるのは気のせいだろうか。


さて、中国についてよく知らない私がこの本の評価などできるわけがないのでそんなことはするつもりはないのだが、本書を読み進めていく過程で、ここだけは紹介しておくべきではないだろうかという箇所を発見した。「中国とはそもそも何か」と題された第1章の最後の大事なまとめ部分でそれは姿を現した。正しく文脈を追えているか自信がないので詳細は本書を直接あたっていただかなければならないのだが、鼎談の流れとしては、中国の政治を支配する原理は儒教であるという方向で進んでいたように思う。しかし、儒教の「過剰な政治重視」は「人間性を無視している面もある」という。つまり、文化や商売は政治の下に置かれて社会的地位が低いし、嫉妬や失望や死などのオルタナティブが無視されてしまうというわけだ。そして、そこでそうした儒教の欠点を補完する役割を果たすのが道教なのだと論が進む。儒教が切り捨てた呪術的な側面を道教が補うというわけだ。この点については漢字が宿す呪術性についての議論がアクロバティックに展開されている部分も個人的には読みどころなのだがあれを読んで猛烈に怒り出す人もいるのだろうなと想像してニヤニヤしてしまうほどには汚れてしまったのだった。


さて長くなってしまったが話を元に戻すと、メインストリームに儒教の原理があり、それを補完するものとして道教etcが存在するという話だった。この補完する原理はあくまで補完しているだけなので平常時にそれが前面に出てきてはならないのだが、それが政権交代などの、緊急時、動乱時になると話が変わってくるというのだ。こうしていよいよ核心部分に近づいてきている。引用しよう。

大澤 政権交替のときには、けっこうそれが効いてきますよね。
橋爪 でも、あっという間に消えてしまう。政権交替をした途端に。
大澤 なるほど。移行のときだけ、ちょっと触媒的に役立つと。
橋爪 うん。紅茶キノコみたいで、やたら増えるけれど、すぐ消えるみたいな(笑)。
宮台 紅茶キノコは、いまの若い人はまったくわからないね(笑)

第一章はこれで終わる。紅茶キノコ、紅茶キノコ・・・。もう何も頭に入ってこない。

はてなハイク俳句(2015年11月)

柿食えん腹がなるなり偏食児 11/3

席替えの話は弾む薄紅葉 11/4

柚子二つ下に敷かれた置き手紙 11/5

秋雨が止めよと叫ぶウォーキング 11/8

並び居て色づき違うもみぢかな 11/9

落ち葉踏み山茶花見つめるダルメシアン 11/10

遅刻した理由を探せ散紅葉 11/11

奔流に棹さすつもりか帰り花 11/12

幸せが練り歩いており七五三 11/15

小春日を浴びて身罷る姫鶉 11/16

大根とこんにゃくだけが減るおでん 11/17

大酒家のビールすすまぬ秋思かな 11/18

冬浅し布団蹴り上げ卵焼き 11/19

おさがりの服に群がる神の留守 11/23

風除の読み方確認神の旅 11/24

時雨るるや歩幅小さき童かな 11/25

暮早し押し黙る人喋る人 11/26

実の色に追いついており柿落葉 11/29

湯豆腐を頬張る君と吹く私 11/30

はてなハイク俳句(2015年10月)

秋雨が洗い流せし上半期 10/1

渡り鳥渡らなければただの鳥 10/2

椎茸を甘く煮詰める鍋の音 10/3

紅白帽ちょこちょこ走る秋の空 10/4

いつまでも他と馴染めぬ彼岸花 10/5

秋日落ち線路に沿うて狐花 10/6

ワーキャーキャーつるりネバネバ衣かつぎ 10/7

涙痕を冷やりと包む秋の風 10/8

ざらついた心鎮める金木犀 10/9

パチンコのネオンが照らす稲架襖 10/10

人民元ドルマルク放屁虫 10/11

ふかし藷大きい順に腹の中 10/12

収穫のニュース見ながら炊く古米 10/13

漆にも気後れせぬか竜田姫 10/14

未熟さを誇るがごとし青蜜柑 10/15

秋風に夏の香のせる夾竹桃 10/18

数珠玉を食べられるかと問う童 10/19

鳥威し親しく戯る小鳥二羽 10/20

草臥れてべそかく足元赤まんま 10/21

諸手上げ降参するかゐのこづち 10/22

ポクポクと落つる団栗照らす月 10/25

抜け駆けを許してなるか薯蕷汁 10/26

値札見て舌打ち弾けるしめじかな 10/27

目をあわせ先送りする冬支度 10/28

女性シンガーの基礎知識

女性シンガーの名前も顔も分かるが、彼女たちの配偶者までいくと切ない離合集散があったりなかったりすることもあり、交友関係がぐちゃぐちゃになって、ほとんど乱交パーティーのような状態になってしまう人というのが多い。以下に我が国の女性歌手について基本的知識をリストアップした。あやふやな理解があるようならばこれを機に正確な知識を我が物にしていただければと切に願う。


水嶋ヒロとは結婚してない
瑛太とは結婚してない
サムとは結婚していない
お父さんはブラザー・トムではない


紀里谷和明とは結婚していない
瑛太とは結婚してない
サムとは結婚していない
夫はある意味ハイパーメディアクリエイター(だがあの人ではない)


紀里谷和明とは結婚していない
水嶋ヒロとは結婚していない
サムとは結婚していない
川崎麻世の奥さんとは別人


紀里谷和明とは結婚していない
水嶋ヒロとは結婚してない
瑛太とは結婚していない
「次に結婚するならトム」とは思っていない


ご想像の通り熊本出身
芸名を東京マリにする予定だった
愛称はチータだが人間である
宮本浩次は茗荷が嫌い


  • その他(余裕があれば覚えておこう)

吉井和哉加藤鷹に間違えられたことがある
ダイヤモンドゆかいはユマ・サーマンをナンパしたことがある
甲本ヒロトは中華料理屋でバイトしてたが同じ店に同じ日に採用されたのが松重豊
高橋ジョージ堺正章西遊記に悟空が繰り出す分身役のひとりとして出演している




なんでもないです。

はてなハイク俳句(2015年9月)

秋晴れや足りぬくらいのみりん干し 9/15


新涼や迷った末に通す袖 9/16


渋滞を冷ややかに見る彼岸花 9/23


貧しさを傍らにやりとろろそば 9/24


かけ稲や年貢を納める男たち 9/28


ふて寝した幼子を見る十七夜 9/29


洗濯機一息をつく秋の雨 9/30

笑いを括弧で括るという修辞

松任谷由実(荒井)
お仕事中失礼します(依頼)
太郎ちゃん、よくがんばったでちゅね(偉)
本場の麻婆豆腐(辛)
もうあんたなんか(嫌)
産まれてから笑ったことがない(暗)
下がってよい(家来)
それはあんたが産まれるずっとずっと前からそうだから(古来)
谷村新司サライ
ほらヒルマンのときヘッドコーチしてた(白井)
ドリフのオチ(タライ)
人生って(辛)
高校のときの同級生にいました(寺井)
海渡って来たんだ(渡来)
そうそうそれこそがまさに私の(狙)
堅(平井)
おいセンターしっかり取れよ(フライ)
ア・キャリー(マライ)
旨味とか言うけどあれってどこで認識されてんのかね(味蕾)
ぎゅうぎゅう焼き(村井)
早い者勝ちだから(貰い!)
「日本人はどこから来てどこに向かおうとしているのか」の前半部分(由来)
では良い週末を(笑)

酢豚というイノベーション

いや、さっき酢豚食べたら超美味しかったので。
ちなみに豚は猪のイノベーション


ちなみに明治維新後に肉食が増えたものの、牛に比べて豚の需要は増えなかったらしいのだが、なんとコレラ関東大震災が契機となって豚の需要が伸びたとのこと。以下Wikipediaより。

大正元年(1912年)にコレラの流行が起きると、警視庁がコレラの流行を食い止めるために魚の生食を制限し、火を通すことが前提である肉食を奨励した。この際、上述のとおり豚が多く飼育されていた東京や関東圏において安価であった豚肉の使用が注目された。これによって、それまで牛肉が主であったカツレツが豚に置き換えられてトンカツが誕生するなど豚肉料理がこの時期に多く誕生し、豚肉の需要が急増して、ブタも日本各地で再び飼われるようになった。特に関東大震災後に関東地方で養豚ブームとなり供給量が増え安価になった。


Sow with piglet
Wikipedia「豚」より>